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ネットワーク疎通確認の効率化

Pingによりシステム内の機器の疎通確認を行うことは良くありますが、大きなシステムだと対象のホストやネットワーク機器がすごい数になるので、Pingコマンドの手打ちで確認なんてやってられません。
そこで、hostsに登録されているIPに対して自動でPing確認を行うシェルを紹介します。Linux用です。

pingchk.sh
ping01

・/etc/hostsをループで1行づつ読み、awkで1ワード目(IPアドレス部)を取り出してTARGET変数に入れています。
IPアドレスでなくホスト名でやりたい場合はawkで取り出すのを2ワード目にしましょう。
・不要な行は「grep -v」で除外します。上記の例ではコメント行「#」とループバックアドレス「127.」を除外しています。
対象のhostsの記載に合わせて設定しましょう。

実行結果
ping02

Pingが正常に疎通したホストは「OK」、疎通しないホストは「NG」と表示されます。
ログをとっておけば確認証跡としても使えますよ。

カテゴリー:未分類|投稿日:2015年9月4日|投稿者: